フレンチ・イタリアン創作料理 "Il Nido del Pettirosso" (ローマ再訪 13)
お店の名前"Il Nido del Pettirosso" というのは『コマドリの巣』という意味。モンティ地区のいつもの散策路であるボスケット通り(Via del Boschetto)から、人通りも少なくひっそりと静まり返ったパレルモ通り(Via Palermo)に入って数百メートル程歩いたところにありました。なかなかお店の明かりが見えてこないので、本当にこの通りか?と思ってしまいましたが…
ワインは勧められるがままに地元ラツィオ州のCesanese del Piglio (DOCG)をお願いして、シェフのお勧めコース(Menu degustazione)のスタート。
何やら小魚のアミューズに続き2種類のアンティパスト(Antipasti)から
タコ、トマトのコンフィ、パプリカと玉ねぎとカイエティエ・オリーブの3種ソース添え
Lingua di manzo in anticucho, crema di rocoto, crema di huacatay e causa
牛タンのアンティクーチョ(串焼き)とカウサ(ペルーのポテトサラダ)、ロコト(パプリカの一種)とワカタイ(ブラックミント)ソース添え
ファーストコース(Primo)
Risotto alla Champagne, foie gras, frutta candita ed erbe aromatiche
フォアグラとシャンパンのリゾット、フルーツ・カンディータとハーブ添え
セカンドコース(Secondo)
Pluma (maiale iberico), Tacu-tacu (riso e legumi miste), cipolla, datterini
イベリコ豚のプルマ(肩肉?)をTacu-Tacu(お米と豆を混ぜてパテ状に焼いたペルーの伝統レシピらしい)に乗せて、玉ねぎとダッテリーニ・トマト添え
イベリコ豚に脂がのっててトロットロに美味しかった
お口直しにソルベ
デザート(Dolce)
Riso latte, mais viola, ananas, mela, huesillo e crumble alla cannella
は、もはや何でできてるのか分からない状態💦 プリプリの触感にスミレの花を添えたLovelyなドルチェ
最後にトリュフチョコにチビマカロン
一緒に行った友人もすでにイタリア在住20年くらい、言葉もかなり喋れるのにメニューの半分がチンプンカンプン。で、お店の人に聞いたらフランス人のオーナーだけれど、シェフはペルー人といことで、メニューを調べて納得。ペルー特有の野菜や調理法が満載の、フレンチ・イタリアン・ペルーヴィアン創作料理だったのですね。
Il Nido del Pettirosso
Via Palermo 89, Roma
地中海人(「ばはる☆あびあど」البحر الأبيض とはアラビア語で地中海のこと)56カ国訪問
by chiarablue
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